予測加熱制御機能は、
様々な作業条件下で一定のシール仕上がりを実現し、
シール精度を向上させる
画期的な機能です。
※ 450-5のみ標準テーブル装備。詳細は、仕様表 をご覧ください。
■ 加熱温度コントロールモデル:OPLシリーズ 製品情報はこちらから
FAシリーズ
電動シーラー
予測加熱制御採用で高いシール精度を実現。
製品ラインアップ
掲載カタログ
=No.0003:電動シーラー総合カタログ
予測加熱制御についての解説PDF(カタログより該当ページ抜粋) : 550KB
主な特徴
用途・特長:電動シーラー
操作方法:電動
包装形態:シール専用
機種選定目安使用回数/日:電動=3000袋以上
袋サイズ(最大):20、30、45、60 cm
最新タイプ:Hタイプ
包装可能な包材(2枚以上あわせての合計):
片側加熱タイプ
PE : 0.4 mm、
PP : 0.3 mm、
NY : 0.3 mm、
PVA : 0.3 mm、
その他ラミネート : 0.4 mm
上下加熱タイプ
PE : 0.6 mm、
PP : 0.4 mm、
NY : 0.4 mm、
PVA : 0.4 mm、
その他ラミネート : 0.5 mm
■FAシリーズの概要
FAシリーズは卓上型の電動シーラーで、強力なシール加圧力で高精度のシーリングを行うことができます。
シール条件をコントロールユニットで設定し、設定した条件で電動にて駆動しますので異なる作業者に因るシール仕上がり精度のバラツキが出ることを軽減することができます。
また、4種のシール長さをラインナップし、幅広い用途でご活用いただくことができます。
■ 予測加熱制御機能を搭載
“予測加熱制御”機能は様々な作業条件下で一定のシール仕上がりを実現し、シール精度を向上させる画期的な機能です。
加熱開始時の機械本体のフレーム温度などから加熱開始時のシール面温度を予測し、予測したシール面温度と温度上昇カーブから何秒の加熱を行うべきかを計算して加熱を行いシール仕上がりの安定化を実現します。
従来モデルと比較して
1 連続運転での蓄熱によるシール仕上がりのバラツキが小さい
2 外気温の影響を受けることが少ない
などの長所を持ちます。
■ 簡単な操作
コントロールユニット(タイマー)のボタンを押して加熱時間、冷却時間などを設定します。
各設定はモード切替により設定できます。
使用される包材に応じたシール条件を設定後、「自動連続運転」とエアペダルを踏む「マニュアル運転」が選択できます。FA-200、FA-300シリーズは附属のテーブルスイッチ板を押す操作方法も選択できます。※
FA-450、FA-600シリーズでテーブルが必要な場合は、FAスタンドと特殊テーブルを併用してください。
※ テーブルスイッチ板を利用する場合はエアペダルをテーブルスイッチ板の下部にセットして使います。
FA-200、FA-300シリーズはテーブルスイッチ板下部にエアペダルをセットした状態で出荷しています。
※ 以下の使い方の解説はご購入前のご検討サポートとして、製品の操作方法を簡単に紹介しています。
ご購入後、製品をご使用になる場合は必ず「取扱説明書」をよくお読みいただきご使用ください。
1 コントロールユニットで「加熱時間」「冷却時間」「連続運転・運転間隔時間」等を設定します。
2 シール部に袋をセットし、エアペダルを踏む、テーブルスイッチ板を押さえる※、等の操作を行います。
連続運転の場合は設定した時間に応じてシール部に袋をセットします。
※ テーブルスイッチ板操作はFA-200シリーズ、FA-300シリーズだけが選択可能な操作です。
※ FA-200、FA-300シリーズはテーブルスイッチ板下部にエアペダルをセットした状態で工場出荷しています。
もう少し詳しくご紹介「 FAシリーズ:製品操作方法(使い方) 」
■ 多様な用途に対応
袋の厚さ、材質に合わせてシール圧力の調整が可能です。圧着レバー中央の圧力調整ナットを回転させて調整を行います。
シール長さ200、300、450、600 mmの製品があります。
シール幅は2、 5、 10 mmの製品があります。
厚さ0.3 mm(重ね合わせ合計数値)までの包材のシールができる片側加熱タイプ、
厚さ0.4 mm(重ね合わせ合計数値)までの厚手袋、ラミネート袋に対応できる上下加熱タイプがあります。
上下加熱タイプは、厚手袋やガゼット袋などにも対応します。
また、ガスバリア性包材を使用し脱酸素材を封入することで保存期間を延ばすことが可能です。
■ テーブル、スタンド台を用意
FAシリーズにはお客様の作業環境や製品に応じて一般的な想定で適切と思われるテーブル、スタンド台をご用意しています。詳しくは「オプション 」をご覧ください。
標準装備のテーブルでは使い勝手が合わない場合はオプションテーブル、スタンド台のご使用をご検討ください。
■ テーブルスイッチ板(FA-200、FA-300シリーズに附属)
テーブルスイッチ板はFA-200、FA-300シリーズだけに取り付け可能で、作業スタートスイッチの代わりとして使用できます。FA-200、FA-300シリーズに標準で装備しています。
包装物の重量に合わせて押し圧を調整することができます。
テーブルスイッチ板を利用する場合はエアペダルをテーブルスイッチ板の下部にセットして使います。
FA-200、FA-300シリーズはテーブルスイッチ板下部にエアペダルをセットした状態で工場出荷しています。
■ 10 mm上下加熱仕様機は組紐ヒーターを採用
FAシリーズの「シール幅10 mmの上下加熱仕様機」、製品名称の末尾が「10WK」の製品には組紐ヒーターを採用しています。
組紐ヒーターは、ニッケルクロム(NiCr)の細線を組紐状に編んで造った、大きな段差も吸収する柔軟性の高さが特徴であるヒーターです。
従来のリボンヒーターと比較して段差の大きな袋(ガゼット袋など)でもヒーターの縁の形状が丸い特性から"エッジ切れ"の無い、丈夫なシールを行うことが可能で、繰り返して使用しても傷がつきにくい構造を持ち、耐久性の高いヒーターで厚手フィルムやラミネート袋、厚手ガゼット袋のシールに対応します。
オプション
■ シール作業手離れユニット
省力化に貢献する袋送り出し機構
シール作業手離れユニットは、シール作業の人手不足を補うお手伝いをすることができます。
シール部の位置で包材をホールド、シール後包材をテーブルからコンベアに滑り落す機構を持ち、コンベアを併用すれば搬送までの作業を行うことができます。
シール作業手離れユニットの詳細についてはこちらのページをご覧ください
■ テーブル(=オプション)作業環境に合わせて選択できます
お客様の作業環境や製品に応じて各種のテーブルを用意しています。
FAシリーズには製品ごとに一般的に想定した用途として最適なテーブルを標準装備していますが、標準品では合わない場合、以下のオプションテーブルをご利用いただくことができます。
1 標準テーブル:ステンレスの1枚板状のテーブルです。シールフレームに取り付けるタイプです。600サイズには取り付けできないため「600標準テーブル」はラインナップがありません。
2 特殊テーブル:オプションのFAスタンドの支柱に取り付けるタイプです。重量のある包装物でも支えることができます。支柱パイプの範囲で高さ調整が可能です。(FAスタンド説明欄の写真 をご覧ください。)FA-450、FA-600シリーズでテーブルが必要な場合は、FAスタンド (オプション)と特殊テーブルを併用してください。
名称 |
サイズ mm 幅 × 奥行 |
200&300用テーブルスイッチ板 |
280 × 210 |
200標準テーブル |
200 × 150 |
300標準テーブル |
300 × 150 |
450用標準テーブル |
400 × 150 |
600(特殊)テーブル |
600 × 190 |
300/450特殊テーブル |
450 × 190 |
■ 印字器:プリンター(=オプション)
FAシリーズはプリンター:FEP-N3シリーズ(2列印字器)が取り付け可能です。
FEP-N3シリーズの詳細は、FEP-N3製品情報 でご覧ください。
取付対応製品は下記表の通りです。
取付対象製品 |
内側 |
外側 |
FA-200片側加熱式 |
FEP-N3 |
FEP-OS-N3 |
FA-200上下加熱式 |
FEP-N3 |
取付不可 |
FA-300 片側加熱式 |
FEP-N3 |
FEP-OS-N3 |
FA-300 上下加熱式 |
FEP-N3 |
取付不可 |
FA-450 片側加熱式 |
FEP-N3 |
FEP-OS-N3 |
FA-450 上下加熱式 |
FEP-N3 |
取付不可 |
FA-600 片側加熱式 |
FEP-N3 |
FEP-OS-N3 |
FA-600 上下加熱式 |
FEP-N3 |
取付不可 |
■ FAスタンド(=オプション)
適切な設置場所を確保できます
FAスタンドは卓上の適切な設置場所を確保できない場合、また、特殊テーブルを使用したい場合などにご利用いただくと大変便利です。
FAシリーズの全ての製品を搭載することが可能です。
安全対策
■ 過熱防止
ヒーターに対する通電状態が連続して続く場合、加熱開始から4秒以内に電源スイッチがOFFになり、電源が遮断されます。
■ シール部指はさみ防止
指や異物などがシール部に挟まれた場合、エラーが表示され、圧着レバーが初期状態に戻ります※
※ 幼児などの細い指の場合は圧着レバーが降りきってしまう場合があります。