
クリーンルーム用シーラーのフラッグシップモデル。
「クリーン度クラス1000」に対応。
加熱温度コントロール機能を標準搭載し高精度のシーリングを実現。
クリーンルーム内での包装に求められる様々なニーズに対応すべく開発した製品です。
CR-600シリーズ
シーアール ロッピャク シリーズ
クリーンルーム用真空ガス充填シーラー
このページに掲載している写真は全てCR-600です。





掲載カタログ
=No.0011:クリーンルーム用真空ガス充填シーラーカタログ(作成予定)
主な特徴
用途・特長:クリーンルーム用真空ガス充填シーラー
操作方法:電動・エアシリンダー駆動
包装形態:シール専用&真空&ガス充填
機種選定目安使用回数/日:電動・エア駆動=1000袋以下
袋サイズ(最大):60 cm以下
フィルム推奨厚み(2枚以上あわせての合計):
CR-600-5/10
0.3 mm以下(PEフィルム合計厚み)
CR-600-10W
0.4 mm以下(PEフィルム合計厚み)
■CR-600シリーズの概要
富士インパルス;クリーンルーム用シーラーのフラッグシップモデルとなるCR-600シリーズは「クリーン度クラス1000」に対応し、クリーンルーム内での包装に求められる様々なニーズに対応すべく開発した製品です。
また、弊社が開発したオンパル(=加熱温度コントロール機能)を標準搭載し、高精度なシーリングを行うことが可能です。
CR-600シリーズは「クリーンルームにおけるシーリング需要」への富士インパルスの一つの回答とも言える製品です。
■ 7インチワイドカラー液晶モニタのコントロールユニットを標準装備


コントロールパネルでの各設定画面は直感的に操作でき、設定操作の煩わしさを軽減します。
目的画面への移動操作工程を減少させました。
「漢字、ひらがな」「画像」の表示が可能で、数値入力はテンキーで行えます。
その他にも
消耗部品情報の確認ができ、
トラブル発生時にエラー原因やトラブル対処方法などの確認が可能です。
・ コントロールパネルの各例示画面の静止画はこちらからご覧いただけます
・ CR-600は英文仕様に対応しています。
コントロールパネルの英語表記サンプルをこちらからご覧いただけます
※ コントロールパネルのデザインはお知らせせず、変更する場合があります。
脱気やガス充填などの「作業方法の選択・設定」「脱気方法の選択・設定」「作業条件の登録」、「ガス充填方法・回数などの設定」を、コントローラーで行います。各設定は、液晶画面をタッチする操作で簡単に行えます。
■ 加熱温度コントロール機能(オンパル) を標準装備
シール加熱温度:90~200 ℃、シール冷却温度:60 ℃~加熱温度設定値 の範囲で設定ができます。
■ 排気ファンを標準装備
本体内部の粒子を排気ファンに集塵し、ダクトから排出します。
■ 集中排気ダクト用フランジを標準装備
クリーンルームに設置したダクトをダクトフランジへ接続することでCR-600内で発生した粒子を外部へ排気することができます。
■ 摺動部 の独立
稼動部品が互いに摺れることのない構造で、金属の微粉などが発生しません。
■ シリンダーの直引き加圧方式
■ 内蔵フィルターを標準装備
ノズルより吸引した異物はこのフィルターに蓄積されます。
機械側面の凹凸をなくすためにフィルターを本体内部に内蔵しています。
■ HEPAフィルター(オプション)取付けで排気エア粒子をカットできます
■ オールステンレスボディ
■ パンチングテーブル
テーブルには、パンチングテーブルを採用。

■ 簡単に高さ調整可能なテーブル
アングルに引っかけテーブルの高さを調整する固定方法を採用しています。



■ ヒーター断線時画面表示機能搭載
ヒーターが断線した場合は液晶画面表示で知らせます。
■ iヒーターを採用
熱源であるヒーターに熱膨張が低い素材を使用した「iヒーター 」を採用しました。伸びの少ないiヒーターを採用することでヒーターへの負担が少なくなり、ヒーター折れを軽減します。また、ヒーターと接触する温度センサーなどの周辺部品の高寿命化を図ることができます。
オプション
1 オプション・仕様変更1:エア源内蔵仕様: CP
コンプレッサー内蔵(ダイヤフラム式、DOA-P501-DB)
リリーフ弁設定圧力 0.3 MPa・吐出流量 31 L/min(ポンプ単体でのカタログ値)
別途、ドレンチューブを出す必要があります
2 オプション・仕様変更2:HEPAフィルター仕様:HEPA
HEPAフィルタを通してクリーンルーム内に排気します
定期的なフィルタの交換が必要です
3 オプション・追加:テンションノズル:TN
2本のノズルがセットした袋(口部分)を横方向に引張り、袋を左右に張った状態ですることができ、シワを作らずシールすることができます。
安全対策
■ 動作安全対策
■ 過熱防止装置
・ ヒーターに対する通電が約3.5秒以上続くと加熱回路を遮断し、初期状態に戻してコントローラーでエラー表示を行います
・ 温度センサーと温調器によりヒーター部が250 ℃以上になると加熱回路を遮断し初期状態に戻してコントローラーでエラー表示を出します
・ 3秒以上通電しているにもかかわらず設定温度に達しなかった場合、初期状態に戻してコントローラーでエラー表示を出します
■ 安全マイクロスイッチ
・・・シールバーが開いている時(内部マイクロスイッチが押されていない時)は、加熱回路が遮断されており、トライアックモジュールが故障(短絡)していてもヒーターに通電はされません
■ レバー駆動方式
・・・レバー下降時はスプリングにて下降し、シール時には¢ 80シリンダー出力を使用しています
■ 異常時復帰操作
・・・チャックバー下降時にフットスイッチから足を離すとチャックバーが上がります
■ 異常感知自動復帰
・ チャックバー下降時に異物(指など)を挟んで次の動作に移れない場合、4秒後に初期状態に戻してコントローラーでエラー表示を出します
・ シールバー下降時に異物(指など)を挟み、次の工程に移れない場合、1秒後に初期状態に戻してコントローラーでエラー表示を出します
■ 非常停止
・・・作業時に非常停止ボタンを押すと電源回路が遮断され、シールバーが初期状態に戻ります
■ 異常検知/表示機能
■ ヒーター断線感知
・・・加熱時、ヒーター断線などで通電を確認出来なかった場合、初期状態に戻してコントローラーでエラー表示を行います
■ 加熱制御異常時1
・・・加熱時、温度上昇を感知できなかった場合、初期状態に戻してコントローラーでエラー表示を行います
■ 加熱制御異常時2
・・・作業時に非常停止ボタンを押すと電源回路が遮断され、シールバーが初期状態に戻ります
■ 冷却制御異常時
・・・冷却中にトライアックモジュールが故障(短絡)して加熱状態が発生した場合、またはセンサー部分に隙間などが生じて冷却中に温度上昇を感知した場合、初期状態に戻してコントローラーでエラー表示を行います
■ 動作中の異常
・・・各種動作中の異常発生により、各センサーの入力が確認出来なかった場合、初期状態に戻してコントローラーでエラー表示を行います