上ヒーター仕様を採用し、
滅菌バッグのフィルム側を上に向け
医療器具などの包装内容物を目で確認しながら
シールを行うことができる
滅菌バッグの包装に適した卓上タイプの電動シーラーです。
※
※ OPL-450-5U Pのみ標準テーブル装備。詳細は 仕様表 をご覧ください。
■ プリンターを装備しないモデル:OPL-Uシリーズ 製品情報はこちらから
OPL-U Pシリーズ
医療器向け 電動・卓上型・加熱温度コントロールシーラー プリンター搭載モデル
滅菌バッグなどの高精度シーリングに。
販売期間:2010年3月~2024年8月末日
後継製品:OPL-U P N3プリンター搭載シリーズ_2024年モデル
掲載していたカタログ=
■ 1ページ毎表示 プリントアウト向け メディカルシーラー総合カタログ 1.03.1J:約3MB
■ 2〜7ページ見開き表示 パソコン画面表示向け メディカルシーラー総合カタログ 1.03.1J:約3MB
主な特徴
用途・特長:加熱温度コントロール電動シーラー
操作方法:電動
包装形態:シール専用
機種選定目安使用回数/日:電動=3000袋以上
袋サイズ(最大):30、45 cm
最新タイプ:Kタイプ
包装可能な包材(2枚以上あわせての合計):
PE : 0.4 mm、
PP : 0.3 mm、
NY : 0.3 mm、
PVA : 0.3 mm、
その他ラミネート : 0.4 mm
■OPL-U Pシリーズの概要
上部ヒーター方式を採用し、滅菌バックのシーリングなどに適した卓上型の電動シーラーです。
富士インパルスが開発した画期的な加熱温度コントロール機能(=オンパル)を標準搭載していますので使用される包材に適した加熱で高精度のシーリングを行うことができます。
OPL-U Pシリーズはプリンター標準搭載モデルでシールと同時に包装年月日などの印字を行うことができます。
■ 滅菌バックなどの医療用に
通常製品とは異なる圧着レバー側にヒーターを配置した片側上部加熱式を採用し、滅菌バッグのフィルム側を上に向けた状態でシールを行うことができます。
さらに加熱温度コントロール機能で実現する使用される包材に適した加熱を行う精度の高いシーリングと相まってシビアな医療業務用シーラーとして威力を発揮します。
熱源であるヒーターが
滅菌バッグを差し込むシール部の上側(圧着レバー側)にあり、
紙側から熱を加えることになる下加熱(下ヒーター)仕様機と比較して
よりしっかりと確実にフィルムを溶かすことが可能となります。
■ シール仕上がりを一定に保ちます
加熱温度コントロール機能(=オンパル)を搭載し、理想的な加熱温度=「フィルムが溶ける温度」に加熱温度を設定することができます。長時間連続使用してもシール条件・仕上がり精度を一定に保つことができます。
加熱温度コントロール機能で行うシール作業は、無駄なシール加熱・冷却がなく省エネルギー・高作業効率で、しかも消耗部品の寿命が長くなりたいへん経済的です。
■ 理想的なシール条件を実現
オンパルはフィルムが溶ける温度に加熱温度を設定することができますので、シール強度を向上させることができます。
また、シール加熱・冷却に無駄がないので省エネルギー・高作業効率であるとともに、ヒーター、フローガラスシート、ガラステープなどの部品寿命を長くします。
■ 簡単な操作
コントロールユニットのタッチパネルのボタンを押して加熱温度などを設定します。
各設定はモード切替により設定できます。使用される包材に応じたシール条件を設定後、「自動連続運転」とエアペダルを踏む「マニュアル運転」が選択できます。OPL-300-5U P、OPL-300-10U Pは、附属のテーブルスイッチ板を押す操作方法も選択できます。※
※ テーブルスイッチ板を利用する場合はエアペダルをテーブルスイッチ板の下部にセットして使います。
OPL-300-5U P、OPL-300-10U Pは、テーブルスイッチ板下部にエアペダルをセットした状態で工場出荷しています。
※ 以下の使い方の解説はご購入前のご検討サポートとして、製品の操作方法を簡単に紹介しています。
ご購入後、製品をご使用になる場合は必ず「取扱説明書」をよくお読みいただきご使用ください。
1 コントロールユニットで「加熱温度」「加熱時間(加熱温度保持時間)」「冷却温度」「運転間隔時間」等を設定します。
2 シール部に袋をセットし、エアペダルを踏む、テーブルスイッチ板を押さえる、等の操作を行います。
連続運転の場合は設定した時間に応じてシール部に袋をセットします。
※ テーブルスイッチ板操作はOPL-300-U Pシリーズだけが選択可能な操作です。
※ OPL-300-U Pシリーズはテーブルスイッチ板下部にエアペダルをセットした状態で工場出荷しています。
■ 2列プリンター標準装備
製造年月日などをシールと同時に印字できるプリンターを標準で装備しています。
使用済みテープ巻取機構を装備しています。
印字例
有効期限 04.06.13
滅菌日 04.06.05
製品に附属している活字の明細は「仕様表 の 附属活字一覧 」をご覧ください
■ テーブル、スタンド台を用意
OPL-U Pシリーズにはお客様の作業環境や製品に応じて一般的な想定で適切と思われるテーブルを標準装備させています。
標準装備のテーブルでは使い勝手が合わない場合はオプションテーブル、スタンド台のご使用をご検討ください。
オプション品についての詳細は「オプション 」欄をご覧ください。
■ テーブルスイッチ板(OPL-300-U Pシリーズに附属)
テーブルスイッチ板はOPL-300-U Pシリーズだけに取り付け可能で、作業スタートスイッチの代わりとして使用できます。OPL-300-U Pシリーズに標準で装備しています。
包装物の重量に合わせて押し圧を調整することができます。
テーブルスイッチ板を利用する場合はエアペダルをテーブルスイッチ板の下部にセットして使います。
OPL-300-U Pシリーズはテーブルスイッチ板下部にエアペダルをセットした状態で工場出荷しています。
オプション
■ テーブル(=オプション)
作業環境に合わせて選択できます
お客様の作業環境や製品に応じて各種のテーブルを用意しています。製品ごとに一般的に想定した用途として最適なテーブルを標準装備していますが、標準品では合わない場合、以下のオプションテーブルを取り付けることができます。
1 標準テーブル:ステンレスの1枚板状のテーブルです。シールフレームに取り付けるタイプです。
2 特殊テーブル:オプションのFAスタンドの支柱に取り付けるタイプです。重量のある包装内容物でも支えることができます。支柱パイプの範囲で高さ調整が可能です。(FAスタンド説明欄の写真 をご覧ください。)
名称 |
サイズ mm 幅 × 奥行 |
200&300用テーブルスイッチ板 |
280 × 210 |
300標準テーブル |
300 × 150 |
450用標準テーブル |
400 × 150 |
300/450特殊テーブル |
450 × 190 |
■ FAスタンド(オプション)
適切な設置場所を確保できます
FAスタンドは卓上の適切な設置場所を確保できない場合、また、特殊テーブルを使用したい場合などにご利用いただくと大変便利です。
OPL-U Pシリーズの全ての製品を搭載することが可能です。
安全対策
■ 過熱防止
ヒーターに対する通電状態が連続して続く場合、加熱開始から4秒以内に電源スイッチがOFFになり、電源が遮断されます。
■ シール部指はさみ防止
指や異物などがシール部に挟まれた場合、エラーが表示され、圧着レバーが初期状態に戻ります※
※ 幼児などの細い指の場合は圧着レバーが降りきってしまう場合があります。