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V-301シリーズ

10 mm


アイコンの解説

V-301シリーズ

ブイ サンマルイチ シリーズ

手動・卓上型・脱気シーラー

鮮度保持・酸化防止・脱気シーリングを手軽に卓上で。

V-301使用例の写真

写真はV-301

V-301の写真

写真はV-301-10WK

V-301-10Wの写真

掲載カタログ
=No.0005:卓上型ガス充填シーラー & 真空脱気シーラー総合カタログ

主な特徴

用途・特長:卓上型・手動脱気シーラー
操作方法:手動
包装形態:シール専用&脱気
機種選定目安使用回数/日:手動=1000袋以下
袋サイズ(最大):30 cm以下
最新タイプ:Dタイプ
包装可能な包材(2枚以上あわせての合計)

V-301

PE : 0.4 mm、

PP : 0.3 mm、

NY : 0.3 mm、

PVA : 0.3 mm、

その他ラミネート : 0.4 mm

V-301-10WK

PE : 0.6 mm、

PP : 0.4 mm、

NY : 0.4 mm、

PVA : 0.4 mm、

その他ラミネート : 0.5 mm


V-301シリーズの概要

V-301シリーズは卓上タイプの脱気シーラーとしては唯一10 mm幅シールのできる(2007.6現在の弊社調査)卓上脱気シーラー(脱気包装機)です。
V-301シリーズはノズル出し入れが電動式で、簡単な操作。高い作業効率でシール作業を行うことができます。


真空ポンプ脱気

内蔵の真空ポンプは、
排気速度:22 L/min、 到達真空度:−69 kPaの真空度を得られます。
到達真空度は、0 torrを−101.3 kPaとしています。

 排気速度・到達真空度は、機械に組み込んでいない状態で計測した数値です。

多彩な用途に対応

生鮮食品など各種食品の鮮度保持、部品・衣類・化学薬品・精密機器などの酸化防止に威力を発揮します。
真空包装までの必要はないが脱気包装によって少しでも保存期間を延長させたり、中身が動かないようにしたい場合などでお使いいただくのに最適です。
ハイガスバリア性包材と脱酸素材を併用してV-301シリーズで脱気包装すると、袋内を無酸素状態とさせて、保存効果をさらに向上させることができます。

対面販売に

軽量のV-301シリーズは店頭に置いても邪魔にならないコンパクトボディ。
店頭の小さなスペースでも設置することができ、簡単・手軽にシールすることができますので、お客様の面前で素早く真空パックし、お客様に手渡すことで商品のフレッシュさをアピール、あわせてお客様には安心して購入いただける、、、そんな使い方もV-301シリーズならではの活用方法です。

対面販売のイメージイラスト

V-301シールサンプルの写真:漬物類

簡単な操作

「脱気設定ツマミ」で脱気時間を設定し、「ノズル出/入ボタン」「脱気開始ボタン」を押す簡単な操作で作業が行えます。
脱気時間を設定せずに脱気状態を目視で判断したい場合は「脱気設定ツマミ」を"連続"にして作業を開始し、お客様が適度と思われた脱気状態となった時にもう一度「ノズル出/入ボタン」押して脱気を終了させる方法(目安脱気)でも作業を行えます。
脱気が終了しますとノズルが初期位置に後退します。
シール完了後、ノズルが前進しますので、次の作業の準備がスムースに行えます。

操作手順

 以下の使い方の解説はご購入前のご検討サポートとして、製品の操作方法を簡単に紹介しています。
ご購入後、製品をご使用になる場合は必ず「取扱説明書」をよくお読みいただきご使用ください。

1 「ノズル出/入ボタン」を押すと脱気ノズルが前進してきます。

操作方法:「ノズル出/入ボタン」を押すの解説用イラスト

2 袋をシール部にセットし、テーブルを押し下げると袋が圧着レバーに挟み込まれます。

操作方法:袋をシール部にセットするの解説用イラスト

操作方法:テーブルを押し下げるの解説用イラスト

3 「脱気開始ボタン」を押します。

操作方法:脱気開始ボタン」を押すの解説用イラスト

4

4-a 「脱気設定ツマミで脱気時間を設定」した場合
>>>脱気設定ツマミで設定した脱気時間が経過するとノズルが後退し、脱気ポンプが停止します。

4-b 「脱気設定ツマミを"連続"に設定」した場合
>>>任意の脱気状態を目視判断いただいた時点で「ノズル出/入ボタン」をもう一度押していただくと脱気が終了し、ノズルが後退、脱気ポンプが停止しますので、目安脱気が可能です。

5 ノズルが後退した後、さらにテーブルを押し下げると加熱中ランプが点灯し、設定した加熱時間でシールを行います。

操作方法:テーブルをさらに押し下げるの解説用イラスト

操作方法:加熱ランプ点灯中の解説用イラスト

6 加熱・冷却終了時にピッと言う合図音が鳴りますので、テーブルを押さえるのを終了してください。

操作方法:シール終了音が鳴ればテーブルを押すのを終了するの解説用イラスト

 

7 シール工程完了後、ノズルは自動で前進します。

 「ノズル出/入ボタン」を押さずにノズルを脱気位置に前進させなければ、シールだけ(操作手順:2、5、6)を行うことができます。

もう少し詳しくご紹介「V-301シリーズ:製品操作方法(使い方) 」

吸い込んだ異物を溜める「フィルター」を標準装備

ノズルから吸い込んだ異物を溜めるフィルターを標準装備しています。フィルターケースは簡単に取り外せますので、定期的に必要なフィルターの清掃が手軽に行えます。

給気も可能

真空ポンプ配管のIN側とOUT側を差し替えすると、袋内に空気を送り込むことも可能です。

真空ポンプの吸気から給気への配管変更の解説イラスト

10mm幅上下加熱仕様機は組紐ヒーターを採用

V-301シリーズの「シール幅10 mmの上下加熱仕様機」、製品名称の末尾が「10WK」の製品には組紐ヒーターを採用しています。

組紐ヒーターは、ニッケルクロム(NiCr)の細線を組紐状に編んで造った、使用される袋(フィルム)の大きな段差も吸収する柔軟性の高さが特徴であるヒーターです。
従来のリボンヒーターと比較して段差の大きな袋(ガゼット袋など)でもヒーターの縁の形状が丸い特性から"エッジ切れ"の無い、丈夫なシールを行うことが可能で、繰り返して使用しても傷がつきにくい構造を持ち、耐久性の高いヒーターで厚手フィルムやラミネート袋、厚手ガゼット袋のシールに対応します。

組紐ヒーター拡大写真

下写真はFA-300-10WKでの取り付け例です

組紐ヒーター取り付け例の写真

オプション

水物対応フィルターVF-220を装着可能(オプション)

ノズルから吸い込んだ異物を溜めるフィルターは、オプションで水物の脱気包装対応、大容量タイプ(220 cc)の「VF-220」に変更することができます。
VF-220は、フィルターに溜まった水分を脱気終了後、自動で排出します。

オプションの水物対応フィルターVF-220を装着した状態のV-301の写真

安全対策

警告音によるお知らせ

以下のようなトラブルが万一発生した場合は警告音を発してお知らせします

1 ヒーターが断線した時=ピー と言うブザー音

2 ノズル動作に異常が発生した時=ピィピィピィ  と言うブザー音

推奨包材情報

V-301、V-301-10WKの性能を発揮していただけるお勧めの包材(袋)をご紹介します。

XLシリーズ

XLシリーズの写真

■ 特徴=ハイガスバリア

■ 推奨用途=食品、工業部品

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ISシリーズ

IS袋の写真

■ 特徴=ハイガスバリア・帯電防止

■ 推奨用途=電子部品、半導体

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