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FCB-200





アイコンの解説

FCB-200

エフシービー ニヒャク

チャンバー式真空脱気シーラー

扱いやすい傾斜型チャンバー採用の真空脱気シーラー。
加熱温度コントロールシーリングで高いシール精度を実現。

FCB-200写真

中央の穴部分(チャンバー)に包装物をセットして蓋を閉め、真空包装を行います

チャンバー説明用FCB-200写真

掲載カタログ
=No.0005:真空脱気シーラー総合カタログ

主な特徴

用途・特長:加熱温度コントロール機能搭載チャンバー式真空脱気シーラー
操作方法:電動
包装形態:シール専用&脱気
機種選定目安使用回数/日:電動・脱気=1000袋以下
袋サイズ(最大):20 cm以下
最新タイプ:Cタイプ
包装可能な包材(2枚以上あわせての合計)

PE : 0.4 mm、

PP : 0.3 mm、

NY : 0.3 mm、

VA : 0.3 mm、

その他ラミネート : 0.4 mm


FCB-200の概要

FCB-200はコンパクトボディで高真空度脱気包装を行うことができるチャンバー式真空脱気シーラーです。
真空包装対象物をセットするチャンバーには傾斜型チャンバーを採用し、操作性の高さとメンテナンス性の高さを併せ持っています。
また、シール制御に加熱温度コントロールシステムを採用し、高い精度の脱気シーリングを実現いたします。


簡単な操作で作業を進めることができます

 以下の使い方の解説はご購入前のご検討サポートとして、製品の操作方法を簡単に紹介しています。
ご購入後、製品をご使用になる場合は必ず「取扱説明書」をよくお読みいただきご使用ください。

1 「シール条件」「真空度」などの設定を行います。

操作方法:コントロールパネル各部解説イラスト

2 真空パックしたい袋をチャンバーにセットします。

操作方法:袋をチャンバーにセットの解説イラスト

3 蓋を閉め、スタートボタンを押すと自動的にシーラーが作業を進めます。
作業完了後、「ピー」という合図音が鳴ってシール終了をお知らせします。

操作方法:スタートボタンを押す

4 蓋を開けると、、、出来上がりです!

操作方法:蓋を開けてシール作業を終了解説イラスト

もう少し詳しくご紹介「FCB-200:製品操作方法(使い方)

傾斜型チャンバー採用

10 °傾斜したチャンバーを採用。チャンバーの手前側が低くなっていますので液体が袋からこぼれることなく真空パック作業が安心して行えます。
チャンバーには傾斜角がついていますので、チャンバーが水平なタイプのシーラーに比べてチャンバー位置が低くメンテナンスが容易です。

また、附属品の「ガイドベース(1個)」「ガイドプレート(2個)」をご利用いただくと包装内容物の形状などに合わせてガイドプレートの位置を調整してシールを行いやすい状態を作ることができます。下イラストをご参照ください。
磁石付きのガイドプレートはガイドベースに固定することができます。

ガイドベース、ガイドプレート解説用イラスト

真空度の設定ができます

到達真空度は、約−100 kPa(10 torr)の高い真空度を得ることができます。
真空計を装備していますので簡単なボタン操作で包装内容物によって−50~−100 kPa(385~10 torr)の範囲で真空度の調整ができます。

インパルス方式のチャンバー式脱気シーラーです

シール方式には弊社が長年培ったテクノロジーであるインパルスシール方式を採用。

・ 予熱・待ち時間無し。

・ 経済的。

・ 火傷をする危険性が低い(=安全)

という長所を持ちます。

参照:インパルスシーラーの特徴って何?」へ

加熱温度コントロール機能付のチャンバー式真空脱気シーラー

オンパルロゴ

弊社が開発した画期的なシーリングシステムであるオンパルを搭載していますのでフィルムの材質や厚みに最適な加熱温度・冷却温度を設定することができます。
オンパル機構は以下の3つの利点があります。

1 作業場環境(気温)の変化や長時間使用による機械温度上昇により、設定したシール条件(加熱温度、冷却温度)が変化することがありません。

2 フィルムが溶ける温度に加熱温度を設定することができるので無駄な加熱(=無駄な電力消費)がなく経済的です。また、不必要な加熱を行う作業工程が短縮されるので作業効率もアップします。

3 無駄な加熱がないのでヒーターやフローガラスシートなどの消耗部品の寿命がアップします。

加熱温度コントロール機構を搭載したチャンバー式真空脱気インパルスシーラーをご提供できるのは富士インパルスだけです。

コントロールパネル各部解説イラスト

1

設定モードランプ

6

真空度表示ゲージ

2

ディスプレイ

7

加熱中ランプ

3

設定切替ボタン

8

スタートボタン

4

数値アップボタン

9

冷却中ランプ

5

数値ダウンボタン

10

リセットボタン

4、5は、カウンター数値表示の時
カウンターリセットボタンとなります。

リセットスイッチを装備

途中で作業をストップさせたい場合に重宝いただけるリセットスイッチを標準で装備しました。

カウンター機能を搭載

0~9999回までのカウンター機能を装備しています。

自動清掃機能を装備

電源をオフにすると自動空運転を行い、溜まった汚れを清掃する機能を装備していますので日々のお手入れの煩わしさを軽減しています。

多様な包材に対応

上下加熱方式を採用していますので厚手のガゼット袋(お茶袋やコーヒー豆袋)のシーリングにも対応します。

オプション

真空ポンプから排出されるカーボン粉に対応

真空ポンプの排気口からカーボン粉が排出される場合があります。カーボン粉の排出が許されない環境においてご使用いただく場合に重宝いただける以下のオプション部品をご用意しております。

1 カーボン除去フィルター:ポンプから排出されるカーボン粉を除去します。

   カーボン除去フィルターを取り付けた状態のFCB-200写真

2 排気延長チューブ:排気チューブ(長さ3.5 m)を延長し、作業環境の外にカーボン粉を排出します。

   排気延長チューブを取り付けた状態のFCB-200写真

安全対策

エラー発生時、ディスプレイ表示

温度センサーがはずれ、蓋の閉め忘れ等が起こった場合、液晶ディスプレイにメッセージ番号をお知らせします。

異常加熱発生時に自動でオフ状態になります

何らかのトラブルで加熱開始後、約3秒経過しても加熱工程が終了しない場合、自動的に過熱防止回路付き装置がオフ状態となり火災などの危険性から回避します。

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