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CV-300シリーズ




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アイコンの解説

CV-300シリーズ

シーブイ サンビャク シリーズ

垂直型電動シーラー

液体、粉末を袋からこぼすことなくシーリング。

真横から見たアングル
シール部が下向き垂直です

CV-300側面からの写真

写真はCV-300-10

CV-300の写真

掲載カタログ
=No.0004:水物シーラー総合カタログ

主な特徴

用途・特長:垂直型電動シーラー
操作方法:電動
包装形態:シール専用
機種選定目安使用回数/日:電動=3000袋以上
袋サイズ(最大):30 cm
最新タイプ:Dタイプ
包装可能な包材(2枚以上あわせての合計)

CV-300-10

PE : 0.4 mm、

PP : 0.3 mm、

NY : 0.3 mm、

PVA : 0.3 mm、

その他ラミネート : 0.4 mm

CV-300-10WK

PE : 0.6 mm、

PP : 0.4 mm、

NY : 0.4 mm、

PVA : 0.4 mm、

その他ラミネート : 0.5 mm


CV-300シリーズの概要

CV-300シリーズはスタンディングタイプの袋のシーリングに適した卓上型の電動シーラーです。
また、水物のシーリング作業に適した素材を使用し、水物の包装に対応できます。
シール条件をコントロールユニットで設定し、設定した条件で電動にて駆動しますので異なる作業者に因るシール仕上がり精度のバラツキが出ることを軽減することができます。


水物、粉物対応の垂直型

シール部角度が下向きの垂直型です。
袋を立てた状態で液体や粉末などを袋からこぼすことなくシールができる電動シーラーです。

CV-300使用例の写真

水物包装にも対応できるように本体ボディには耐蝕性アルミ合金とステンレスを採用しています。
エアペダルは電気部品を使用していませんので、水物作業で安心して使用していただくことができます。
片側加熱タイプは通常製品とは異なる上部ヒーター仕様を採用し、ヒーター部に水のかかりにくい構造を持ちます。

多様な包材に対応

袋の厚さ、材質に合わせてシール圧力の調整が可能です。圧着レバー中央の圧力調整ナットを回転させて調整を行います。

圧力調整解説のイラスト

厚さ0.3 mm(重ね合わせ合計数値)までの包材のシールができる片側加熱(上部ヒーター仕様)タイプCV-300-10
厚さ0.4 mm(重ね合わせ合計数値)までの厚手袋、ラミネート袋に対応できる上下加熱タイプCV-300-10WKがあります。
上下加熱タイプは、厚手袋やガゼット袋などにも対応します。
ガスバリア性包材に脱酸素材を封入することで保存期間を延ばすことが可能です。

簡単な操作

コントロールユニット(タイマー)のボタンを押して加熱時間などを設定します。各設定はモード切替により設定できます。使用される包材に応じたシール条件を設定後、「自動連続運転」とエアペダルを踏む「マニュアル運転」が選択できます。

コントロールパネル解説用イラスト

コントロールユニット(タイマー)に設定した数値は電源スイッチをOFFにしても記憶されているので電源ONの都度、再設定を行う必要はありません。
カウンター機能があり、リセットと1カウントずつ任意に増減が可能です。

 以下の使い方の解説はご購入前のご検討サポートとして、製品の操作方法を簡単に紹介しています。
ご購入後、製品をご使用になる場合は必ず「取扱説明書」をよくお読みいただきご使用ください。

1 蝶ボルトを左に回して緩め、テーブルを上下に移動させてシール高さ位置の調整をします。
固定位置が決まりましたら、蝶ボルトを右に回し、 しっかりと締めてテーブルを固定します。

操作方法:テーブル高さ調整方法の解説イラスト

2 テーブル上の樹脂ナッ(白)を緩め、フィルムストッパーを移動させて左右位置の調整をします。
固定位置が決まりましたら樹脂ナッ(白)を締めて固定します。

操作方法:フィルムストッパー左右位置調整解説イラスト

3 コントロールユニットで「加熱時間」「冷却時間」「連続運転・運転間隔時間」等を設定します。

操作方法:コントロールパネル各部解説イラスト

4 シール部に袋をセットし、エアペダルを踏む、または連続運転の操作を行います。
連続運転の場合は設定した時間に応じてシール部に袋をセットします。

操作方法:ペダル操作、連続運転解説イラスト

もう少し詳しくご紹介「CV-300シリーズ:製品操作方法(取扱説明書PDFより抜粋)

高さ可変のテーブル標準装備

CV-300シリーズのテーブルは使用される袋の大きさ(高さ)に合わせて上下にスライドしますので、無段階に任意の高さに調整することができます。
また、横方向にもスライド式のストッパーがありますので任意の位置で固定し、袋のセット位置を一定に保つことができます。作業ごとにシール位置を確認することなく作業を進めることができます。

テーブル高さ調整、フィルムストッパー左右位置調整解説イラスト

テーブル可動範囲

シール位置から

 ・・・約115~348 mm

床面から

 ・・・約 51~284 mm

10 mm上下加熱仕様機は組紐ヒーターを採用

CV-300シリーズの「シール幅10 mmの上下加熱仕様機」、製品名称の末尾が「10WK」の製品には組紐ヒーターを採用しています。

組紐ヒーターは、ニッケルクロム(NiCr)の細線を組紐状に編んで造った、大きな段差も吸収する柔軟性の高さが特徴であるヒーターです。
従来のリボンヒーターと比較して段差の大きな袋(ガゼット袋など)でもヒーターの縁の形状が丸い特性から"エッジ切れ"の無い、丈夫なシールを行うことが可能で、繰り返して使用しても傷がつきにくい構造を持ち、耐久性の高いヒーターで厚手フィルムやラミネート袋、厚手ガゼット袋のシールに対応します。

組紐ヒーター拡大写真

下写真はFA-300-10WKでの取り付け例です

組紐ヒーター取り付け例の写真

安全対策

指はさみ防止

万一、異常事態が発生した場合は、コントロールユニット(タイマー)の液晶ディスプレイ表示で知らせたり、警告音を発します。また、指などをシール部に挟んでしまっても圧着レバーは降りきらず、初期状態に戻る機構を備えています。
作業途中で機械の動きを止めたいときは「中止」ボタンを押して止めることができます。

 幼児などの細い指の場合は圧着レバーが降りきってしまう場合があります。

過熱防止対策のタイマー

冷却時間を確保するために加熱時間の設定値以下に冷却時間を設定できないようにしています。

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