FR-450シリーズ 1981年モデル
足踏み式・アングル固定テーブル付きシーラー
軽い足踏み操作で強力なシーリング。
販売期間:1981年~2017年11月
後継製品:FR-450シリーズ_2017年モデル
掲載していたカタログ=No.0006
:足踏みシーラー総合カタログ
主な特徴
用途・特長:アングル固定テーブル装備足踏み式シーラー
操作方法:足踏み
包装形態:シール専用
機種選定目安使用回数/日:足踏み式=1000~3000袋
袋サイズ(最大):45 cm
最終モデル:片側加熱式=Hタイプ、上下加熱式=Gタイプ
包装可能な包材(2枚以上あわせての合計):
片側加熱タイプ
PE : 0.4 mm、
PP : 0.3 mm、
NY : 0.3 mm、
PVA : 0.3 mm、
その他ラミネート : 0.4 mm
上下加熱タイプ
PE : 0.6 mm、
PP : 0.4 mm、
NY : 0.4 mm、
PVA : 0.4 mm、
その他ラミネート : 0.5 mm
■FR-450シリーズの概要
FR-450シリーズは足踏み式タイプのシーラーで比較的安価で多彩なバリエーションを持ち、食品から工業製品まで幅広い用途でご活用いただいているロングセラー製品です。
FR-450シリーズは重めの内容物に対応するアングルへ引っかけ固定方式のテーブルを標準装備し、米袋などのシール作業で重宝していただくことができます。
■ 簡単な操作
軽い足踏み操作で美しく丈夫なシールが行えます。
タイマーで加熱時間を設定し、袋をシール部にセットします。(加熱時間は包材の種類・厚みなどにより異なります。)後はペダルを踏むだけでシールができあがります。
■ 多様な用途に対応
シール長さ450 mmに対応。
シール幅は2、 5、10 mmの製品があります。
厚さ0.3 mm(重ね合わせ合計数値)までの包材のシールができる片側加熱タイプ、
厚さ0.4 mm(重ね合わせ合計数値)までの厚手袋、ラミネート袋に対応できる上下加熱タイプがあります。
上下加熱タイプは、厚手袋やガゼット袋などにも対応します。
ガスバリア性包材に脱酸素材を封入することで保存期間を延ばすことが可能です。
■ アングル固定式テーブル(標準装備)
お客様の作業環境に合わせてテーブルの高さが調整できます。シーラー両サイドのアングルへ引っかけることでテーブルを固定します。
米袋なら3~15 kg程度まで対応します。
テーブルサイズ 幅410 × 奥行190 mm
FR-450シリーズは、Fiシリーズの標準テーブル、特殊テーブルを取り付けすることができます。但し、特殊テーブルを取り付ける場合はアングルを取り外す必要があります。
■ 10 mm上下加熱仕様機は組紐ヒーターを採用
FR-450シリーズの「シール幅10 mmの上下加熱仕様機」、製品名称の末尾が「10WK」の製品には組紐ヒーターを採用しています。
組紐ヒーターは、ニッケルクロム(NiCr)の細線を組紐状に編んで造った、大きな段差も吸収する柔軟性の高さが特徴であるヒーターです。
従来のリボンヒーターと比較して段差の大きな袋(ガゼット袋など)でもヒーターの縁の形状が丸い特性から"エッジ切れ"の無い、丈夫なシールを行うことが可能で、繰り返して使用しても傷がつきにくい構造を持ち、耐久性の高いヒーターで厚手フィルムやラミネート袋、厚手ガゼット袋のシールに対応します。
オプション
■ 圧着保持器PK-101
FR-450シリーズにはシールの仕上がり精度の均一化を図り、ペダルを踏む作業の疲労解消、作業負荷の軽減に効果を発揮する 圧着保持器PK-101(オプション)を取り付けすることができます。
足踏み式シーラーのタイマーでセットできない、"冷却時間(=圧着保持時間)"と"フィルムへの加圧力"が設定できます。
"冷却時間(=圧着保持時間)"と"フィルムへの加圧力"の適切な設定はインパルスシーラーのシール仕上がりを大きく左右します。
PK-101はソレノイドの働きでペダルを踏み込めば自動的に圧着保持を行い、シール終了後、圧着レバーが初期状態に戻ります。使用される包材(フォルム)の材質に応じて加圧力と保持(冷却)時間を調整できます。
※ FR-450シリーズにPK-101を取り付けるとテーブル高さ調整の可動範囲が狭くなります。
■ 印字機取付可能
FR-450シリーズはプリンター(2列印字器:FEP-N2シリーズ)の取り付け可能がです。
FEP-N2シリーズの詳細は FEP-N2製品情報 をご覧ください。
取付対応製品は下記表の通りです。
取付対象製品 |
内側 |
外側 |
FR-450 片側加熱式 |
FEP-N2 |
FEP-OS-N2 |
FR-450 上下加熱式 |
FEP-N2 |
取付不可 |
安全対策
■ 過熱防止対策の電源スイッチ
ヒーター過熱が万一発生した場合、(加熱開始後約4秒経過しても加熱が終了しない場合)自動的に電源スイッチがオフ状態になり、ヒーターの加熱を停止します。