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F.A.Q.

No.004-2-07

Q.シールできる袋とシールできない袋はありますか?

A.

■シールできる袋

シールできる袋は、プラスチックフィルム製の袋(フィルム)です。

プラスチックフィルムについてはプラスチックフィルム基礎知識 に記載している内容をご参照ください。

プラスチックフィルムの主なものはポリエチレンやポリプロピレンなどです。
その他のプラスチックフィルムの名称はフィルム略称解説 をご参照ください。

・ 単体袋

一種類のプラスチックフィルムだけで作られている袋(フィルム)のことを言います。これらは前述通りシールすることができます。

・ ラミネート袋

袋には複数のプラスチックフィルムを重ねた多層構造のラミネート袋と呼ばれるものがあり、これらは前述通りシールすることができます。

・ アルミ袋

アルミ袋と呼ばれているアルミとプラスチックフィルムを重ねた袋は、袋の内側がプラスチックフィルムとなるような構造になっていますので、熱融着されるのは内側のプラスチックフィルム同士です。主なものとして「お茶袋」「コーヒー豆袋」などがあげられます。

ここまででシールできると書いた素材もフィルムの厚みや重ね合わせの構成などによりシールできない場合があります。詳しくは弊社までお問い合わせください。

●ご参考

「気泡緩衝材(商標名がプチプチ、エアーキャップなどの梱包資材)」のシールができるかどうかについては、こちらの“FAQ:気泡緩衝材のシールはできますか?”をご覧ください

■シールできない袋

シールできないものは、紙の袋などその構成素材に全くプラスチックフィルムが使われていないものです。

ただ、一見は紙袋でも袋の内側がプラスチックフィルムとなっている構造の袋があります。これは前述のアルミ袋と同様に熱融着されるのはプラスチックフィルム同士となりシールすることができます。
このフィルム蒸着紙袋の場合、ご注意いただきたいのは、あまり加熱をかけすぎると紙が焦げてしまう場合があり、より、適切な加熱を加える必要性が高いと言うことです。フィルム蒸着紙袋のシーリングには加熱温度設定が可能なオンパル機能搭載製品 がお勧めです。

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