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F.A.Q.

No.004-2-06

Q.冷却を多くとると作業時間が長くなるので、冷却時間を短くしてもよいでしょうか?

A.

「必要以上に冷却時間を短くしてはいけません」

インパルスシーラーは、
フィルムを瞬間的に加熱した後、フィルムを圧着レバーとシールフレームに挟み込んだ状態で、
圧着レバーとシールフレームから放熱させ、フィルムを固める「冷却時間」が必要となります。

充分な冷却時間をとらないと、フィルムがちぢれたり、切れたりする原因となります。
冷却時間をタイマー制御しない手動式タイプのポリシーラー®(P-200/300、PC-200/300)、ショップシーラー、茶袋シーラー(T-130K/T-230K)などでは、
加熱終了後、良好なシールを形成するのに必要な冷却時間中、タイマーランプを青色発光させ、
冷却時間が経過した時にはピッと言うシーリング終了合図音を発し、適切な冷却時間をとってシールしていただけるようにしています。

この冷却時間をとることにより、インパルス方式のシーリングは、
冷却時間をとらない熱板シーラーなどと比較して美しく、丈夫なシーリングを行うことが可能となります。

ただ、この冷却時間が必要であることが、
インパルスシーラーが熱板式シーラーやバンドシーラーより遅いと言う評価を受けてしまう原因でもあります。

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