HOME > サポート > F.A.Q. > 加熱時間は長い方が、加熱温度は高い方がシール強度は高いのですか?

F.A.Q.

No.004-2-05

Q.加熱時間は長い方が、加熱温度は高い方がシール強度は高いですか?

A.

答えは「いいえ」です。

包材が溶ける加熱温度で溶着し、適切なシール加圧を加え、充分な冷却を行うことでシール強度は増します。

また、加熱時間は長く、加熱温度が高くすればシール強度が良くなるわけでもありません。

必要以上の加熱は、

1. 部品を傷める(部品寿命を縮める)

2. 作業効率が低下する

3. 電力浪費につながる

という、良くない結果ばかりにつながります。

使用される包材がシールできる最短の加熱時間、最低の加熱温度に設定することが肝心です。

包材の種類、厚みにより必要となる加熱時間・加熱温度は、異なります。
シーリング作業をされる前に使われる包材に応じた適切な加熱・冷却の設定をすることがシール強度の向上に必要となります。

HOME > サポート > F.A.Q. > 加熱時間は長い方が、加熱温度は高い方がシール強度は高いのですか?