No.003-05
解説:
主な富士インパルスシーラーではマイクロスイッチはシール工程に移るために圧着レバーがフィルムを挟み込んだことをタイマーに知らせる役目をしています。
マイクロスイッチが支障をきたした場合に起こる現象としては
1. 加熱がスタートしなくなる
2. マイクロスイッチの接点が融着する故障が発生した場合、通電された状態が続き、加熱したままの状態となる
以上の2点が考えられます。
旧タイプのマイクロスイッチは、
・ 交換が困難で不便
・ 圧着レバーがフィルムを挟み込む工程に進んでいなくても、故意に手指や工具でマイクロスイッチをON状態して加熱させることができる
などの短所を持ちました。
1994(平成6)年、それらの短所を解消するマイクロスイッチケースを併用する新しいタイプのマイクロスイッチに変更しました。