脱気 + ガス充填 + シール 解説

脱気 + ガス充填 + シール(=真空ガス充填シール)

脱気 + ガス充填 + シールを行うことができる真空ガス充填シーラー(真空ガス置換包装機)とは、
包装内容物を入れた袋内の空気を抜き、窒素や二酸化炭素などのガスを充填した後に密閉した状態でシールする包装機です。
包装する袋には袋外の酸素及び袋内に充填したガスを透過させにくい素材を用いた樹脂製のフィルム(ハイガスバリア性包材)を使用します。

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脱気 + ガス充填のイメージ

脱気& ガス充填のイメージ_イラスト1

まず、袋内の空気をノズルから吸い取り

脱気& ガス充填のイメージ_イラスト2

次にノズルからガスを充填します。

■ 脱気&ガス充填&シールの効果

■ 「窒素ガス」充填=>>酸化防止

■ 「炭酸ガス」充填=>>静菌効果、防虫効果、 腐敗防止、カビ発生防止

ハイガスバリア性包材を使用し、真空ガス充填包装された袋内は大気(空気)中の酸素や埃・塵、細菌などから遮断された状態が保たれます。
大気(空気)に触れない袋内の食品や半導体、機械部品などの工業製品、化学薬品などの原材料は、空気中の酸素による酸化や、埃・塵による汚染、細菌による腐敗を抑えることが期待でき、 かつ袋内に充填された窒素や炭酸ガスにより袋内の酸素に触れることによって発生する、包装内容物の水分・油分、添加物などの酸化を防止することや、微生物の繁殖を抑制することが期待できます。