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SDGs ペットボトルキャップ回収から始めてみました
社員で集めたペットボトルキャップをワクチンに

「世界の子どもにワクチンを」に寄贈しました

「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)」のワクチンを子ども達に贈るための支援活動の一つである「ペットボトルキャップ回収」に参加しました。

■活動への参画の経緯

富士インパルスの主力製品:インパルスシーラーは、食品をはじめ多くの包装・保存・流通の場面でお使いいただいています。

食品の保存、流通は飢餓を減らすことに繋がります。
製品を包装することは商品価値を高め雇用を生み出します。
また、包装することで中身を保護し衛生を向上させることができます。
このように、包装するということは本来、持続可能な社会づくりに役立つことです。
これらのような分野に対し、富士インパルスが品質が高く、使いやすいシーラーを製造・供給することで多少なりとも貢献することを私たちの社会的使命である、と考えます。

一方で、マイクロプラスチックの海洋への拡散など、プラスチックごみの地球環境へ悪影響が指摘される中、プラスチックフィルムを溶着する機械の製造メーカーとして、便利さだけではなく、プラスチックの負の側面にも真摯に向き合わなければいけません。
機械を製造する過程においても資源やエネルギーを無駄にしないなどこれまで以上に配慮することが求められます。

「富士インパルスの社会的使命」を果たしつつ、持続可能な社会づくりに貢献すべく、さらに能動的なSDGs活動を行うことにしました。
社内で活動リーダーを募り、現在7名の活動リーダー社員を中心にSDGs活動に取り組み始めました。

■できることから始めてみる

7名のSDGs活動リーダーが集まった、と言っても
「どういう取り組みかわからない」「取り組みのハードルが高そう」など
社内でのSDGsの意識高揚と活動の浸透から始めないといけない状況でした。
色々な活動内容の検討をした結果 「身近で簡単なことでもSDGsに関連している」とSDGs活動メンバーである全社員に実感してもらえるような活動だと感じた
『ペットボトルキャップ回収活動』から始めてみようということに決めました。

■ペットボトルキャップ回収活動で始めてみるSDGs

ペットボトルキャップ回収活動は「世界の子どもにワクチンを(JCV)」の支援方法に基づき行っています。
社内にキャップ回収ボックスを設置して、社員にはペットボトル本体とキャップの仕分けの協力を要請し、週に1度SDGs活動リーダーが集まったキャップの回収を行っています。
社内で集めたペットボトルキャップはリサイクル回収業者によってリサイクル資源として売られ、キャップはプラスチックのリサイクル資源に生まれ変わります。
キャップが売られた際の売却利益がJCVへの寄付され、ワクチン購入に充てられます。
購入されたワクチンは支援国の接種会場へ届けられます。

■回収から寄贈そしてワクチンの提供へ

2022年6月から8月の約3ヶ月間に集まったペットボトルキャップを、引き渡し業者を通じてJCVに寄贈しました。
初めての寄贈は、45Lの回収袋が一杯になったタイミングで行いました。
富士インパルスの初めてのSDGs活動とも言える「ペットボルキャップ回収活動」は
累計5,461個、 重量約12.7kg、 CO2換算で40.0kgの削減と言う結果になりました。
重量1kgあたり430個として換算し、1kg=10円で寄付されます。
ポリオワクチンでは約6.35人分、 BCGワクチンでは約18.1人分を支援国でワクチン接種を待つ子ども達に届けることができたことになりました。

そして、うれしいことに
富士インパルスのはじめてのSDGs活動に、
下写真のような「受領書」をいただくことができました。

今後もキャップ回収活動を継続し、また何か別の私達にもできる活動も見つけ、それらに取り組んで行きたいと考えます。

富士インパルスのSDGs活動は、始まったばかりです。


世界の子どもにワクチンを 日本委員会サイトのペットボトル回収ページ(外部リンク)


2022年11月11日

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