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ラミネートフィルムの作り方(3)

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プラスチックフィルムの基礎知識 No.027

ラミネートフィルムの作り方(3)

公開日: 1998/05/07
解説:

ホットメルトラミネート法とコ・エクストルージョンラミネート法を紹介します。
ホットメルトラミネート法は、加熱して溶かしたホットメルト剤(エチレン・アクリル酸エステル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ワックスなどの接着剤)をラミネート基材に塗布し、直ちに他のフィルムを貼り合わせ冷却する方法です。
アルミニウム箔や紙を基材とするラミネートフィルムに多く用いられています。
有機溶剤を使わない利点はありますが、透明性や耐熱性はあまり良くありません。 コ・エクストルージョンラミネート法あるいは、共押し出し法と呼ばれるラミネート法は、2台、3台の共押し出し機から同時にフィルムを押し出し、貼り合わせながら巻き取って行く方式です。
3種6層、7層と言った形で種々のラミネートフィルムが次々に開発されています。
今後もさらにのびると予想されます。
日本生活協同組合連合会「なんじゃもんじゃプラスチック」などを参考にしました。

1994年9月発行富士インパルスニュースVol.59に掲載しました。

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