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OPPフィルムの用途

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プラスチックフィルムの基礎知識 No.017

OPPフィルムの用途

公開日: 1998/05/06
解説:

OPPはセロファンの透明性、剛性、ガスバリア性、印刷性、ヒートシール性等に追いつき、追い越すことを目標に開発されました。
OPPフィルムはその優れた特性を実現したことから、包装材として各分野に幅広く使われています。
とりわけ食品包装用の透明フィルムとしての利用方法では、そのシェア率は圧倒的です。
これは、低温度時の衝撃性などフィルム自体の改善とあわせて、腰の強いフィルムを要求する自動包装機の普及がOPPの需要拡大に拍車をかけたからです。
現在OPPは製造タイプ別に
プレーンフィルム(単層フィルム)、
複合フィルム(共押し出しなどによりヒートシール層などに積層した多層フィルム)、
コートフィルム(ポリ塩化ビニリデンなどを表面に塗布したフィルム)
等に分類できますが高度な品質の要求や包装の高度化などから、共押し出しで製造される複合フィルムの需要などにできますが、
高度な品質の要求や包装の高度化などから、共押し出しで製造される複合フィルムの需要が増加する傾向にあります。

1993年7月発行富士インパルスニュースVol.49に掲載しました。

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