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フィルムが最大用途のLDPE

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プラスチックフィルムの基礎知識 No.008

フィルムが最大用途のLDPE

公開日: 1998/03/02
解説:

低密度ポリエチレン(LDPE)の最大の用途はフィルムです。
インフレーション法で安価に製造でき、7.低密度ポリエチレンは偶然の産物?で紹介したように対薬品性や物性面で汎用性、ヒートシール性などに優れているからです。
包装向けの用途としては菓子類、砂糖、塩などの包装袋、米、肥料、飼料などの重包装袋、生鮮食品のラップ用ストレッチフィルム、合板、玩具、パレット輸送の包装など熱収縮フィルムなどがあります。
また、インスタント食品、菓子、漬け物などのラミネートフィルムや牛乳、ジュースなどのポリエチレン加工紙にも使われています。
包装以外の用途では、ハウス栽培用や土木建築用などがあります。
ところで、ポリオレフィンという言葉を良く耳にしますね。
これは、プラスチックの一つの種類ではなく、ポリエチレンとポリプロピレンを合わせて呼ぶときに使われる言葉です。

  

1992年9月弊社発行の富士インパルスニュースVOL.39に掲載

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